カーキメイクは、グリーンにブラウンやグレーを含んだ落ち着きのある色を目元へ取り入れるメイクです。上品な一方、濃い色をまぶた全体へ均一に広げると、重く見えることもあります。
大人の顔へ自然になじませる鍵は、ベージュの余白を残すこと、カーキの色幅を選ぶこと、頬と唇の温度感をそろえること。商品名ではなく、見た目の色と質感を基準に組み合わせましょう。
カーキメイクを暗く見せない3つのポイント
まず、カーキはアイホール全体を不透明に覆わず、目尻側やまつ毛際から少量ずつ広げます。広い範囲はブラシで薄く、色をはっきり見せたい目の際は小さなブラシやチップを使うと量を調整しやすくなります。
次に、白ではなく肌になじむベージュを先に薄く置きます。まぶたの色を消し切るのではなく、カーキとの境界をなめらかにする程度で十分です。
最後に、目・頬・唇をすべて濃くしないこと。目元を主役にしたら、チークはふわっと、リップは輪郭を硬く取りすぎずなじませると、日常の服にも合わせやすくなります。
以下の画像は配色と塗布位置の参考です。実際の色や発色は、照明、画面、肌色、まぶたの形、使用製品、塗布量によって変わり、同じ仕上がりを保証するものではありません。
チークとリップまで整うカーキメイク3配色
黄みオリーブ×ピーチベージュ|やわらかな休日ルック

黄みのあるオリーブカーキを目尻側へ薄く広げ、細かなゴールドのつやを少量重ねます。頬はピーチベージュを高い位置から外へぼかし、唇は黄みを含むアプリコットブラウンに。色の方向を暖色寄りにそろえると、カーキだけが浮きにくくなります。
灰みカーキ×ローズベージュ|静かな仕事日ルック

カーキの黄みが強く感じる人は、グレーを含む低彩度の色を選ぶ方法があります。目の際はチャコールではなくブラウンで細く締め、頬はローズベージュ、唇はくすみローズへ。青みに寄せすぎず、どこかにベージュを残すと穏やかです。
淡いモスカーキ×ソフトコーラル|軽さのある外出ルック

カーキを広く使わず、上まぶたの目尻側と下まぶたの目尻側へ細く置く配色です。頬はソフトコーラルを薄く、唇は透ける赤みブラウンに。目元の彩度を抑えた分、口元へ少し血色を戻すと、顔全体の焦点が散りません。
カーキアイメイクの基本3工程
STEP1|ベージュを薄く広げる

清潔なブラシで、肌になじむベージュを上まぶたへ薄く広げます。眉下まで白く塗るのではなく、眼球の丸みに沿うアイホールを目安に。二重幅にたまった粉は、何も付いていないブラシで境界をぼかします。
STEP2|カーキを目尻側から重ねる

ブラシの余分な粉を落とし、カーキを上まぶたの目尻側半分から中央へぼかします。最初から目頭まで同じ濃さにせず、目を開けた状態で少し見える範囲へ調整してください。一重・奥二重・二重という名称より、自分の目で色が隠れない位置を基準にします。
STEP3|細いブラウンと小さなつやで整える

ブラウンのアイラインをまつ毛の隙間が見える部分へ細く入れます。つやを足すなら、目頭側または黒目の上へ小さく。大粒のラメを下まぶた全体へ広げるのではなく、光らせる場所を一つに絞ると、カーキの濃淡が読みやすくなります。
濃すぎたときの直し方
色が広がりすぎたら、肌色に近いベージュを付けた清潔なブラシで、カーキの外側だけをぼかします。目の際まで消さず、境界から少しずつ戻すのがコツです。チークが濃く見える場合は、清潔なスポンジで頬の外側から少しずつなじませます。リップは清潔なティッシュで軽く押さえ、必要に応じて輪郭を少量ずつ整えます。使用製品や肌の状態によって調整のしやすさは異なるため、こすらず、その都度鏡で全体を確認しましょう。
目元の安全と衛生
傷、湿疹、赤みなど肌に異常があるときは使用を見合わせます。手指、ブラシ、チップは清潔にし、使用製品の表示と塗布範囲を優先してください。
粉やラメが目に入った場合はこすらず、水またはぬるま湯でまばたきしながら洗い流します。異物感が残る場合は眼科専門医へ相談してください。使用中や使用後に赤み、かゆみ、腫れなどの異常が出た場合は使用を中止し、必要に応じて専門医へ相談しましょう。
まとめ
カーキメイクを軽やかに見せるには、ベージュの余白を残し、目尻側から少量ずつ重ねるのが近道です。黄みオリーブにはピーチ、灰みカーキにはローズ、淡いモスにはコーラルというように、頬と唇まで一つの配色として考えてみてください。鏡を正面から見て、カーキが「色の面」ではなく「目元の奥行き」として見える量で止めると、大人の日常へ取り入れやすくなります。
