面長だと感じる人が前髪なしにするときも、おでこを隠すことが唯一の方法ではありません。根元を高くしすぎない、頬から耳の高さへ動きを置く、長い顔まわりを外側へ流すという3点を調整すると、前髪を作らずに見せ方を選べます。
顔型は一つの分類であり、実際の印象は頬の幅、額、あご、頭の形、髪質、首、好みで変わります。「面長だから前髪なしは似合わない」と決めず、今の髪で試せる完成形から比べましょう。
前髪なしは根元・横幅・顔まわりで整える
センターパートでも、根元を真上へ大きく立ち上げると縦方向へ視線が向きます。自然に浮く程度へ抑え、長い前髪の曲線を頬〜耳の高さへ置くと、横方向の動きが見えます。
トップをつぶす必要はありません。必要な立体感を残しながら、片側だけに丸みを置く、波の開始位置を頬へ合わせる、低い位置でハーフアップにするなど、幅の見せ方を選びます。
以下は、分け目・横の動き・ウェーブ・まとめ方を示す独立した4つの編集イメージです。顔立ち、毛量、くせ、カット、湿度、照明、画面設定で見え方は変わり、顔の比率や同じ仕上がりを保証するものではありません。
面長が気になるときの前髪なしヘア4選
低めセンターパート × 頬横リバース

分け目の根元は自然に浮く程度にし、長い前髪を頬の高さで外側へ流します。左右の曲線が頬横へ広がるため、額を出したまま横の動きを作れます。根元を寝かせすぎると分け目が平たく見えるため、髪を左右へ振って乾かしてから中央へ戻します。
6:4サイドパート × 耳横ワンカール

分け目を少し横へずらし、少ない側は耳へかけ、多い側の長い前髪を耳横で一度だけ曲げます。左右非対称になるため、中央の縦線を弱めたいときに試しやすい形です。ボリュームはトップではなく、目尻から耳の間へ置くように整えます。
頬位置からのゆるウェーブロング

長い前髪を分け、頬の高さから大きなS字を少数作るスタイルです。細かいカールを全体へ増やすより、顔まわりの最初の曲線を横へ大きく見せると、落ち着いた動きになります。毛先まで巻き込みすぎず、波の幅をそろえます。
低めハーフアップ × こめかみの薄い毛束

耳の高さより少し下で上半分をまとめ、こめかみに薄い毛束を残します。頭頂部を高く盛らず、後頭部には指でつまむ程度の立体感を残します。同じ位置を強く引く髪型を長時間・習慣的に続けず、痛みやつっぱりなどの違和感を感じたら我慢せず、すぐに緩めるか外してください。生え際の抜け毛など気になる変化が続く場合は、皮膚科へ相談しましょう。
セットは乾かす順番から変える
髪を濡らした場合は、まず分け目をまたいで左右へ乾かし、根元が完全に乾いてから希望の位置へ戻します。長い前髪は顔へ押しつけず、ブラシや手ぐしで頬横へ導きます。ハーフアップは結ぶ前に顔まわりを分け、後から無理に引き抜かないようにします。
アイロンを使う場合は髪を完全に乾かし、少なくとも160℃以下に設定します。強く挟んでこすったり引っ張ったりせず、同じ毛束への反復を避けて短時間で使います。プレートや熱い本体が、額、まぶた、こめかみ、頬、耳、首の皮膚へ触れない距離を保ち、形を作った後は室温まで冷ましてからほぐしてください。
美容室では前髪を作らない前提を先に伝える
「前髪なしを維持したい」と最初に伝え、長い前髪が頬・口角・あごのどこへ落ちると扱いやすいかを確認します。結ぶ頻度、普段の分け目、耳かけ、眼鏡、朝に巻けるかも共有しましょう。
ミディアム〜ロングのまま試す本稿と、ボブやショートのカット設計は条件が異なります。大きく長さを変える場合は、横の丸み、襟足、後頭部まで含めて別に相談してください。
前髪なしの開放感を残して選ぶ
面長という自己認識があっても、前髪なしを諦める必要はありません。センター、サイド、ウェーブ、ハーフアップの4方向から、根元を高くしすぎず、頬〜耳の横の動きを作れる方法を選びましょう。
