コンシーラーの塗り方|ファンデーション別の順番と自然になじませるコツ

コンシーラーを少量ずつ置いて自然になじませるイラスト

コンシーラーの塗り方|ファンデーション別の順番と自然になじませるコツ

コンシーラーを使うと、かえってそこだけ厚く見える、目元がヨレる、シミが隠れない。こうした悩みは、色選びだけでなく、ファンデーションとの順番と、置く量・ぼかす場所を見直すことで変わることがあります。コンシーラーは顔全体を塗り替えるためのものではなく、クマ、シミ、ニキビ跡、小鼻の赤みなど、気になる部分を少量で整える部分用のベースメイクです。

この記事では、資生堂の公式情報を参考に、コンシーラーの基本の塗り方を整理します。肌状態、使用する製品、仕上がりの好みで最適な量は変わるため、まずは製品表示を守り、ごく少量から試すのが基本です。肌にヒリつき、赤み、傷、強い乾燥があるときは、カバーを重ねず無理をしないでください。

目次

先に確認:コンシーラーを使う順番

順番は、ファンデーションのタイプで考えると迷いにくくなります。資生堂は、リキッドファンデーションやBBクリームを使うときはファンデーションの後、パウダーファンデーションを使うときは前にコンシーラーを使う方法を紹介しています。リキッドやBBの前にコンシーラーを置くと、その後のファンデーションを広げる動きでヨレやすくなることがあるためです。

これはすべての製品に共通する絶対のルールではありません。クッション、クリーム、スティックなど、ベースメイクの質感はさまざまです。迷ったら、手持ちの製品説明を確認し、顔の端で少量を重ねて、崩れ方を見ます。一度に広い範囲で試さず、「いつもより少ない量」「境目だけぼかす」という二点から始めると、違いを判断しやすくなります。

自然に見せる基本は「置く」「境目だけぼかす」

コンシーラーを広範囲に塗り広げると、厚みが出たり、ファンデーションとの色差が目立ったりしやすくなります。まずカバーしたい中心に少量を置き、指・スポンジ・ブラシのいずれかで周囲の境目だけを軽くタップしてなじませます。中心の色まで全部消すように動かすと、必要なカバー力まで薄くなってしまいます。

指を使う場合は、薬指など力を入れにくい指で、横にこするよりも短くトントンと置くように触れます。スポンジなら乾いたまま強く押しつけず、余分な量を取る程度の軽いタッチにします。ブラシはピンポイントに置きやすい反面、強く往復させるとベースメイクを動かしやすくなります。どの道具でも、最後に境目だけを確認するのが共通のコツです。

悩み別の塗り方

目の下のクマ・くすみ

目元は皮膚が薄く、表情でも動きやすい部分です。下まぶたのキワまで厚く塗り込むより、気になる影の位置に薄く置き、周囲へなじませます。資生堂はリキッドタイプを、乾燥しやすい目元や口元のくすみ・影をカバーする用途として紹介しています。色は「明るければよい」ではなく、肌と影の中間に見えるものを一度少量で確かめます。

乾燥で細かい線が目立つ日は、量を増やして隠そうとしないことが大切です。スキンケアの後に肌表面のべたつきを軽く押さえ、ベースメイクを薄くしてから、コンシーラーを少量だけ重ねます。かゆみや刺激がある目元に、何度もこすり込むのは避けましょう。

シミ・ニキビ跡など狭い範囲

狭い部分は、スティックを直接大きく塗り広げるより、チップや細いブラシに取り、中心へ置くようにします。資生堂も、ピンポイントのシミやニキビ跡には、チップやブラシに取ってのせる方法を紹介しています。色を置いたら、輪郭の外側だけを軽くぼかします。何度も重ねる前に、少し時間を置いてなじみ方を確認するのが、厚塗りを避ける近道です。

ニキビが炎症を起こしている、傷になっている、触れると痛い場合は、メイクで隠し切ろうとしないでください。使う製品の注意事項に従い、刺激が続く場合は使用を中止します。コンシーラーは治療をするものではないため、肌トラブルの原因を隠すために重ね続けないことも大切です。

小鼻・口角の赤み

小鼻や口角は、表情や皮脂で崩れやすい場所です。広い面を均一に塗るより、赤みが見える部分へ細く置き、肌との境目をぼかします。量が多いと毛穴や乾燥した部分にたまりやすいため、最初の量を少なくします。ブラシや細いチップを使うと、必要な場所にだけ置きやすくなります。

仕上げにパウダーを使う場合も、コンシーラーをこすらないよう、パフを軽く押さえる程度にします。パウダーを何度も滑らせると、せっかく置いた部分用ベースが動きやすくなります。赤みやヒリつきが続くときは、メイク方法より肌の状態を優先してください。

色とタイプを選ぶときの考え方

色は、隠したい部分より極端に明るいものを選ぶと白浮きしやすくなります。資生堂は、濃いシミなどには肌とシミの中間色、薄いクマやシミにはその部分より少し明るい色を目安として紹介しています。店頭で選ぶ場合は、手の甲だけで決めず、可能ならフェイスライン近くで少量をなじませ、自然光でも確認します。

タイプは、カバーしたい面積と乾燥しやすさで選びます。スティックは狭い部分を狙いやすく、リキッドは目元・口元のように動く場所へ薄くなじませやすい傾向があります。ただし、同じタイプでも製品により質感は違います。宣伝文句だけで判断せず、表示されている使用方法と自分のベースメイクとの相性を確認しましょう。

崩れにくくするための仕上げ方

コンシーラーをのせた直後に、何度も同じ場所を触ると、カバーした部分と周囲のベースメイクが一緒に動きやすくなります。まず少量を置き、境目だけをなじませ、数秒待ってから仕上がりを見ます。それでも色ムラが気になる場合にだけ、ごく少量を重ねます。「一度で完全に消す」より「必要な部分だけ整える」方が、厚く見えにくく、直しもしやすくなります。

パウダーを重ねる場合は、ブラシで大きく往復させるより、パフやブラシに取った粉を軽く押さえるように置きます。粉をつけすぎると、乾燥しやすい目元や口元では質感が目立つことがあります。使うアイテムの量を増やす前に、余分な粉を手の甲で落とす、パフを折って小さな面で押さえる、といった方法を試してください。

日中に直すときは、コンシーラーを追加する前に皮脂やよれを整えます。ティッシュや清潔なスポンジで軽く押さえ、崩れたベースをなだらかにしてから、必要な部分へ少量だけ重ねます。汗や皮脂の上にそのまま重ねると、色がたまりやすく、輪郭が不自然になることがあります。外出先でブラシを使う場合は、衛生的に保管し、肌の状態が不安定なときは無理に使わないことも選択肢です。

よくある失敗と直し方

**塗った部分だけ白く浮く**ときは、明るさを足す前に色を見直します。肌と悩み部分の中間に見える色を少量で試し、首やフェイスラインとのつながりを確認します。**シミが隠れず重ね続けてしまう**ときは、中心に置く量が広がりすぎていないかを確認します。ブラシやチップで狭く置き、外側だけをぼかすと、必要なカバーを残しやすくなります。

**目元の線にたまる**ときは、量が多いか、保湿後の油分が残っている可能性があります。スキンケアをなじませてから、ベースとコンシーラーを薄くします。表情を動かして線に入り込んだ部分があれば、清潔な指や綿棒でごく軽くならします。強くこすって取り去るより、余分だけを取るつもりで触れるのがコツです。

**小鼻がすぐヨレる**ときは、赤みがある部分すべてを塗りつぶさず、必要なキワにだけ置きます。スキンケアや下地が多すぎると感じる日は、量を一つ減らすことも検討します。肌質や季節で崩れ方は変わるため、いつもの手順を固定せず、薄く仕上げて様子を見る方が調整しやすくなります。

肌がゆらいでいる日の注意点

乾燥、かゆみ、赤みがある日は、カバー力の高いアイテムを重ねれば安心とは限りません。まず使用中に刺激がないかを確かめ、痛みやヒリつきがある場合は使用を中止してください。傷、炎症、化膿がある部分はメイクで覆い続けず、必要に応じて医療機関へ相談します。コンシーラーは肌悩みを一時的に目立ちにくく見せる化粧品であり、治療や診断の代わりにはなりません。

クレンジングも仕上げの一部です。製品に記載された落とし方を確認し、必要以上の摩擦をかけないようにします。落ちにくいからと強くこするより、適したクレンジングを十分になじませ、ぬるま湯で丁寧に流します。翌日まで赤みや刺激が残る場合は、同じ製品を使い続けず、専門家に相談してください。

迷ったときの最終チェック

メイク前に「ファンデーションはリキッドか、パウダーか」「隠したいのは広い影か、狭い点か」「今日の肌は刺激を感じていないか」を確認します。リキッドやBBならファンデーションの後、パウダーなら前を基本にし、中心へ少量を置いて境目だけぼかします。これだけでも、厚塗りやヨレを避ける判断がしやすくなります。

仕上がりは鏡に近づいた状態だけでなく、少し離れた位置でも確認しましょう。部分的な色ムラを完璧に消そうとするほど、顔全体では不自然に見えることがあります。気になる部分を少量で整え、肌そのものの質感を残すことが、日常メイクでは扱いやすい基準になります。

明るい窓際と室内照明の両方で確認すると、色の浮きや厚みの見え方も判断しやすくなります。

参考にした一次情報

・資生堂|コンシーラーの正しい使い方

自然に見える量を優先し、必要なときだけ少しずつ調整しましょう。

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この記事を書いた人

RIMU編集部のアバター RIMU編集部 編集部

RIMU編集部。20代後半〜40代前半の女性に向けて、スキンケア、メイク、ヘア、ボディケア、ウェルネスの情報を、根拠と読みやすさを大切に編集・発信します。

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